【CDレビュー】Insanity and Genius/Gamma Ray【全曲コメント】

Insanity and Genius/Gamma Ray

Insanity & Genius

Insanity & Genius

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ラルフ・シーパースが在籍した最後のアルバムということになる。この後のアルバムから、カイ・ハンセンがボーカルを兼任する形に。


1. Tribute to the Past

このアルバムでは文句なしに一番カッコいい曲でしょう。
イントロのリズムにやられる。
♪ファービヨンザライジンサン
ギターソロのダブルピッキングがいかにもジャーマン的でニヤリ。


2. No Return

勇壮な感じがアイアンメイデンな感じがする。
メロはダーク目だけど、サビでバンと明るくなるのが良い。



3. Last Before the Storm

疾走の感じが良い。
方向性としてはJudas Priest的な感じかな。
サビメロの勇壮な感じが好き。
ギターソロが非常にメロディアス!



4. The Cave Principle

怪しいワウギターから幕開け。
長めの曲で色々展開があるけど、あまり好きではない。
途中でちょっと開けてくるところは良いかな。



5. Future Madhouse

冒頭のギターはいきなりハロウィンっぽい。
何かハイテンションな疾走曲だけど、メロディは弱めだと思う。
間奏のキメフレーズがダサい。
 


6. Gamma Ray (Birth Control cover)

ドイツのプログレッシブロックバンドのカバー。
バンド名もここから拝借しているので、必然的なカバー。
原曲も聴いてみたけど全然雰囲気が違う曲で、このカバーはしっかりハードロックナンバーに仕上がっている。
サビの早口言葉(笑)が面白いね。
 

7. Insanity and Genius

タイトルトラック
色々と展開を見せるメタルナンバーだけど、個人的にはそんなにハマらないな。


8. 18 Years

しっとり始まるロックバラード。メロディもそこまで良くないし、イマイチ。

 

9. Your Tørn Is Over

ボーカルはベースのディルク・シュレヒター が担当している。(このアルバムの時点ではギター担当)結構MOTORHEADみたいな声してるのかな。リフが変拍子で変わってる。ハッハッハッは何なんだろう。こういうコミカルな感じは好きじゃないんだよね。

 

10. Heal Me

オペラ的な展開を見せる、長尺のガンマレイの曲って感じ。
ボーカルをカイ・ハンセンが担当。

サビのメロディは結構良い。

 

11. Brothers

ロックンロール調の曲で、サビはキャッチー。
みんなで歌えそうな感じ。
エンディングのソロがかっこいい。
 

12.  Heroes(Japanese Edition bonus track)

2ndのSigh No More収録のCHANGESのデモ版。
まさにボーナストラックて感じだな。
 
 
ラルフ・シーパース在籍の3枚は、ボーカルのレベルは高いけど曲がイマイチだと思っている。
各アルバムに数曲良い曲あるかなって感じ。
好きな曲を列挙すると、以下のような感じ。
 
1st  Heading for Tomorrow
・Lust For Life
・Heaven Can Wait
・The Silence
2nd Sigh No More

・Changes

・Rich and Famous

3rd Insanity and Genius
・Tribute to the Past
・Last Before the Storm