■「ファミマこども食堂」の概要
概要:ファミリーマートの店舗スペースを活用し、近隣のこどもや保護者を対象に食事を楽しむ取り組み
対象:店舗近隣にお住まいのこども、及びその保護者
(小学生以上は保護者の同意があれば1人でも参加可能)
参加人数:約10名/回
参加料金:こども(小学生以下)100円、 保護者(中学生以上)400円
プログラム:オリエンテーション/みんなとお食事(約40分)
体験イベント(約20分)
※店舗により一部内容が異なります。
ファミマが子ども食堂をやるとのニュース。
ゼロから始めるのではなく、既に5店舗でトライアル開催していてそれを全国に広げるとのこと。
大企業がこういう活動をするのは素晴らしいって普通思うじゃないですか。
そこに噛みついたのが社会運動家の藤田孝典氏。
この方は田端信太郎氏と対談して、ボコボコにされていたのが記憶に新しい。
ファミマがこども食堂 3月から全国2千店、イートイン(朝日新聞) https://t.co/aNAXKqbtXh 子ども食堂の実践が市民の自発性や主体的な行動、子どもたちへの支援の場ではなく、資本や企業の宣伝活動、社会貢献活動に堕した。また悪い先例がひとつ。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2019年2月1日
自分たちの福祉活動を大企業に荒らされたって意識みたいですね。
市民の自発的な活動が、ファミマという大企業を動かしたんだから素晴らしいことじゃないですか。
「やらない善よりやる偽善」って言うし、アピールだとしてもこういう活動をやっているファミマは素晴らしいと思いますよ。
このtweetに対して、えらてんさんが反応。
何が気にくわねえって、自分たちでできてないことを人がやってるのに、それに対してなんもねえのかよっていう。企業だって人間が働いてるんだよ。資本だとかそういう概念じゃなくて、現実の人間が、考えて、手を動かして、それでつくりあげてるんだよ。お前はそうした努力を無視して何をいってんだ。 https://t.co/RwmcU8MTee
— えらいてんちょう(Yauchi Haruki)@著書再重版3.2万部2/9尾道マッチングバー (@eraitencho) 2019年2月1日
そうなんですよね。
市民がやってきた活動は当然規模が小さいです。
それは個人レベルの活動なんだから仕方がない。
そこを大企業が大規模で進めていくのに、全く感謝もせずに「悪い先例」って言うのはどうなのよ?
えらてん氏の反応に対して藤田氏完全に喧嘩を売る。
これ全く何いっているかわからない。 https://t.co/24vjp31spT
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2019年2月1日
ただ煽るだけの藤田氏。
藤田氏の子ども食堂に対するスタンスはこんな感じみたい。
はい。ファミマで子ども食堂というのはある意味で名称の簒奪であり、企業イメージや利益をめぐる戦略だと思います。過去の子ども食堂の実績をないがしろにするものです。子ども食堂関係者のなかに様々な葛藤があるはずです。立ち止まって関係者には考えてもらいたい。 https://t.co/kKJRGdC4iK
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2019年2月1日
子ども食堂って調べてみればわかるけど、色々な形態があって厳密な定義というものはないんですよね。
「過去の子ども食堂の実績をないがしろにする」なんて活動している人の都合でしかないと思うんですよ。
確かに藤田氏が言う「子ども食堂」とファミマの子ども食堂は少し違うものかもしれないけど、当事者である子どもにとっては、選択肢が増えるのは良いことのはず。
藤田氏サイドからすると自分たちの活動を乗っ取られたと思ってるみたいだけど、結局は自分たちの立場しか考えてないんだと思います。
福祉関係者は大企業アレルギーがあって、自分たちの福祉活動に大企業に入ってきてほしくないという思いがあるように感じる。
だけど、形態にこだわると本末転倒で、実際の対象者にどんな効果を与えられるかを第一に考えてほしいと思います。
以降、藤田氏は自分と同じ立場の意見をリツイートしているだけで、勢いを失いました。
Twitter上では明らかにえらてん氏が優勢ですね。
最後に僕のtweetを。
えらてん氏にリツイートをもらったので、かなり反応がありました。
こども食堂の件、えらてんさんの考え方の方が理解できる。
— 神矢翔@ギターとブログ (@kamiya_S25) 2019年2月2日
ファミマ批判している人は、子どものことよりも自分の掲げた理想を追い求めてるだけなんだよな。
子どもが助かるより自分が気持ち良くなることを考えてる。
追記
えらてん氏は自身のお店「エデン」で18歳未満は飲食費完全無料にするそうです。
こうやってすぐ行動に起こすのが素晴らしいですね。
変に理屈こねるより遥かに福祉に貢献していると思います。
それでは、さようなら。
この本は僕も買って読みましたけど、すごく面白いですよ。